yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

小説

宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る

花に花言葉があるように宝石にも宝石言葉があることをこの本を読んでいて思い出しました。 辻村七子さんの作品です。 バレエ団に訪れた宝石に纏わる怪現象。 消えたと思えば戻ってきたりするペンダント。 エメラルドが綺麗な分だけ怪現象が気味が悪く感じま…

キャスター探偵 金曜23時20分の男

本屋さんをフラフラ歩いていてふと目に留まったこの一冊。 決して表紙がイケメンだったからとか、スーツ姿のイケメンがいたとかそういう理由じゃありません。 本の帯もなかなか素敵だったので読むことに決めました。 愁堂れなさんの作品です。 キャスターが…

この仮面の悪魔に相談を

この素晴らしい世界に祝福を!のスピンオフです。本当は新刊のスピンオフが読みたかったのですが売り切れていたため、じゃあ違うスピンオフをということで読みました。暁なつめさんの作品です。 実は本編は一冊も読んでないんです。薦められてはいたんですが…

万国菓子舗 お気に召すまま 花冠のケーキと季節外れのサンタクロース

花冠のケーキって何だろう?と思いながら読んだ一冊。 運命を変えるお菓子を、あなたに。の本の帯に偽りなしです! 溝口智子さんの作品です。 表題のケーキは思い出のケーキで想像では埋められないものがあります。 自分の知っているケーキの世界はあまりに…

花屋の倅と寺息子 柄沢悟と滝峰村の逢魔時

背景には滝。それだけでも爽やかなのにドSとビビりが楽しそうに水遊びしてるという事で読み始めたシリーズ。 ついに本命がきましたよ! 葛来奈都さんの作品です。 個人的に悟も好きですが、ドSとビビりプラス1のプラス1も好きです。 たぶん心境が一番よ…

花屋の倅と寺息子 高爪統吾と心霊スポット

ビビりな花屋の息子、高爪統吾とドSな寺の息子、柄沢悟は霊が視えるという共通点を持つ友人同士。 その二人が友情の危機! そんな第二弾。 葛来奈都さんの作品です。 統吾みたいな優しさも悟みたいな強さも持ち合わせていませんが。 ビビりは持ち合わせてい…

花屋の倅と寺息子

表紙の爽やかな夏感に惹かれて読もうと決めたのが3巻目で、本の帯にちゃんと第三弾と書いてあったのに気が付かず慌ててシリーズ揃えたのでした。 葛来奈都さんの作品です。 夏だしね!お盆だしね!と読み始めたこの一冊。 恐いモノが苦手なことを忘れていま…

勇者のセガレ2

異世界の平和かそれとも留年か?の瀬戸際にいる主人公を応援しています。 まぁ、赤点取っちゃいかんですよね。 和ヶ原聡司さんの作品です。 お父さんが勇者、お母さんが魔法使いのセガレの主人公。 至って普通の男子高校生です。 妹は毒舌なのも可愛いです。…

万国菓子舗 お気に召すまま 薔薇のお酒と夏みかん

表紙のお菓子も本の中のお菓子も美味しそうで今すぐ食べたくなったのでお菓子を探してしばらくウロウロしていました。 チーズタルトとプリンタルトを4つ食べるという暴挙に出ました。美味しかったです。 溝口智子さんの作品です。 前巻で出てきた薔薇のお酒…

フラワード 弔い専花、お届けします。

あなたが死んだら、誰が笑ってくれますか?の帯が目に飛び込んできて読もうと思った一冊です。 どんな話なのか気になって気になって。 百舌涼一さんの作品です。 主人公は母親と二人暮らしで無口な少年。 その母親が亡くなってしまい…というところから物語は…

エプロン男子 今晩、出張シェフがうかがいます

表紙のイケメンが花柄のエプロンを着けているだけで君に決めた!状態になりました。 本の帯の癒しのひと皿にヨダレが垂れたわけではありませんぞ? 山本瑤さんの作品です。 前後編と分かれていて、前編の主人公には感情移入しまくりでした。 どん底から立ち…

万国菓子舗 お気に召すまま お菓子、なんでも承ります

ケーキ!和菓子!甘いもの!大好きです。 そんな私に読まないという選択肢はなかった! そのくらい表紙のショーウィンドウの中のお菓子がキラキラして見えました。 溝口智子さんの作品です。 有名なお菓子から海外のお菓子まで幅広いお菓子が登場してくるこ…

黒猫シャーロック ~緋色の肉球~

これは先月から読もうと決めていた一冊です。 黒猫!シャーロック!肉球! 読まないという選択肢はなかった! そのくらい楽しみにしていました。 和泉弐式さんの作品です。 猫と話せる主人公と冴え渡る推理力のカギしっぽの黒猫の話です。当然タイトル通り、…

鎌倉ごちそう迷路

鎌倉へは行ったことないのですが、なんとなくのイメージとごちそうという言葉で読もうと決めた一冊です。 心を癒す最高のごはんをあなたへ。という帯と江ノ電の表紙が綺麗です。 五嶋りっかさんの作品です。 ある日リストラされてしまった主人公。 職はなく…

夜と会う。 放課後の僕と廃墟の死神

悩める夜は死神に会いましょうとの帯。 そして表紙の何とも言えない物悲しさ。 危うく通りすぎるところでした。 蒼月海里さんの作品です。 まだ海底、地底シリーズは読んでないけど、夜の世界に突入です。 世界はなんて窮屈なんだ。 悩める人の夜の世界。 読…

思い出の品、売ります買います 九十九古物商店

最近殺伐としているような気がしたので、表紙の浴衣の似合う美人さんに惹かれて読もうと思いました。 皆藤黒助さんの作品です。 カドフェスの時に買ったのでブックカバーがついてきたんですよ。 いつもはカバーつけないんですがなんとなくカバーつけたら表紙…

妖奇庵夜話 花闇の来訪者

妖奇庵夜話シリーズの最新作です。 変換で妖奇庵のきの字が出てこないのが悲しい今日この頃です。 王へんに奇なのになぜ変換で出ないのか不思議です。 榎田ユウリさんの作品です。 前作からまたマメくんが成長しているようです。 本来の歳が21才くらいとのこ…

東京バルがゆく 不思議な相棒と美味しさの秘密

移動式バルってやっぱり気になりますよね。 お弁当のパエリアとか美味しそうです。 似鳥航一さんの作品です。 前作に引き続き美味しそうな料理が出てきますよ! 個人的には完熟トマトの冷製スープが食べてみたいです。 どんな人にも夢はあって、それが最初と…

東京バルがゆく 会社をやめて相棒と店やってます

最近シリーズ物とわからなくて思わず手に取る事が多いです。 あわてて探し回って手に入れましたよ。 似鳥航一さんの作品です。 バルとはスペイン風のカフェ兼居酒屋のようなものらしいです。 行ったことはないので想像しか出来ませんが。そのバルが移動式と…

神様、縁の売買はじめました。

ついに縁も売買される時代が来たのかと。 知らない間に時代は進んでいるんだなぁ。 叶田キズさんの作品です。 友情、愛情、家族の絆。 縁というのはたくさんあるもので。 望む縁を繋いで、要らない縁を切るという感じで話は進むのですが。 縁というのは片方…

さよならの神様

奇跡も神通力もないけれど、ただそばにいてくれる。 そんな神様たちの織り成す物語。 鈴森丹子さんの作品です。 今回の舞台は福岡。 何より癒されたのが子猫たちというおかしな感じに。 読んでいるとなんとなーく情景とか風景とか浮かんできてニヤニヤしてい…

幽落町おばけ駄菓子屋 春風吹く水無月堂

ついに最終巻です。 読み始めて季節が移ろいゆく事の素晴らしさや儚さやたくさんの事を感じられました。 蒼月海里さんの作品です。 幽落町シリーズで初めてのあとがきを読んで。とここまで書いたけど、やっぱり全部読んでからあとがきを読むことをオススメし…

幽落町おばけ駄菓子屋 夕涼みの蝉時雨

ついに梅雨!ついに夏!。季節に追い付きましたぞ! 表紙が夕立の後なのかなと想像を膨らませてくれるものになってます。 紫陽花も綺麗だなぁ。 蒼月海里さんの作品です。 私は雨の日は嫌いなのですが、こんな不思議に出会えるなら悪くないのかもしれません…

幽落町おばけ駄菓子屋 晴天に舞う鯉のぼり

久しぶりに読む幽落町シリーズ。 帰って来たぞ!という感じがします。 表紙のイケメン二人?がとても柔らかくていい感じです。 蒼月海里さんの作品です。 今回は主人公、ハーレーでさらわれたりしていますが、久しぶりに出てきたあの人と心を通わせてきてる…

ただいまの神様

神様っていたらいいなぁ。 こんな可愛らしい神様ならいつでもwelcomeですよ!と思わせてくれる神様です。 表紙もほんわかしていて優しい気持ちになれますよ。 鈴森丹子さんの作品です。 今回の神様は山の神様と森の神様がメインとなっております。 山の神様…

シャンプーと視線の先で ~夢解き美容師 葉所日陰~

表紙のイケメンに惹かれて読もうと決めたこの本。 本の帯の意味深な感じがまた心くすぐられるという。 クールな美容師に癒されたいですよね! 枕木みる太さんの作品です。 クールな美容師が主人公かと思いきや、女子大生が主人公感出しててアレ?私のクール…

奈良町ひとり陰陽師

奈良にだって陰陽師はいるのです。 ただしたったひとりだけ。 この本の帯はズルいです。 仲町六絵さんの作品です。 陰陽師といえば何故か京都!という固定観念があったわけですが、それを崩してくれましたね。 よくよく考えると奈良にだって歴史があるわけで…

雨あがりの印刷所

印刷業には興味がなかったのですが、表紙の絵が綺麗なので読んでみようと思った次第であります。 夏川鳴海さんの作品です。 とあるきっかけで印刷会社を辞めた主人公。様々な出会いを経て新たな道を模索するわけですが。 装幀室のおしごとと同様に印刷業も関…

おかえりの神様

この本も実は最新刊を見つけて思わずそちらを買おうとしたのですが、踏みとどまり1巻から読んでみようと。 表紙の絵もほんわかしていて可愛らしいですよ。 鈴森丹子さんの作品です。 ある日街中で山の神様と川の神様が出会うところから物語は始まります。 …

装幀室のおしごと

実はこの本の帯に惹かれつつも一度諦めたけどやっぱり読みたいなと言うことで。 範乃秋晴さんの作品です。 最初から一章途中までこれは読みきる前に挫折するかもしれないと久しぶりに思いましたね。 主人公の気持ちも解るし、その同僚の気持ちも解るけど、二…