さよならの神様
奇跡も神通力もないけれど、ただそばにいてくれる。
そんな神様たちの織り成す物語。
鈴森丹子さんの作品です。
今回の舞台は福岡。
何より癒されたのが子猫たちというおかしな感じに。
読んでいるとなんとなーく情景とか風景とか浮かんできてニヤニヤしているんですが、さすがに福岡の屋台のイメージがうっすらしか描けなくてちょっと悲しかったです。
そしてついについにですよ!
あの人にも神様がやってきます。
あの人には神様は何をしてくれたのか?
当然書きませんよ?
ただそばにいてくれるってやっぱり素敵な事なんだなと改めて思いますね。
奇跡も神通力もなくてもいいので私にもきてほしくなるくらい愛らしい神様。
登場人物のなかには自分の力で切り開いていて、あぁ、これが奇跡って言うんじゃないかなと。
とりあえず私にも是非愛らしい神様を派遣してください!