シロクマ係長の奇跡
悩める背中をそっと押してくれる モフモフあったかい救いの手。
という本の帯。そして表紙のシロクマ係長の可愛らしさに読むしかないだろう!と。
鈴森丹子さんの作品です。
大人になって離れ離れになってしまった4人の幼馴染み。
その絆を繋ぐのですが、一章を読んだだけで大号泣。
シロクマ係長の仕事の出来る感が半端なかったです。
そして読み進めてまた大号泣。
読み終わる頃には涙を出し切った感まであるほど清々しく読み終わりました。
結末にはまさかのあのマヨ侍が出てくるなんて思いもしませんでしたよ。
こんなステキな幼馴染みがいることが羨ましくなりましたね。
清々しく読み終わりましたが、結末は少し切なかったです。
離れ離れになってしまってもお互いに想い合える人がいることが支えになっていくんでしょう。
そういう相手を大切にしていこうと思わせてくれる素敵な一冊でした。