yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

おかえりシェア

毎日おかえりって言わせてくださいという本の帯。
そういうのっていいなぁと思ってレジへ直行しました。
表紙の何とも言えない優しい空気感も良かったです。
佐野しなのさんの作品です。





どうせベタなラブコメだろ?と決めつけて読み始めましたが、ラストで泣くという結果に。
この本にも書いてありますが、レッテル貼るのは良くないですね。
最初に思い描いたイメージより遥かに遠くに来た感じです。





たくさんいい台詞があって、そうだ!そうだ!と納得させられる事もありました。



迷惑をかけない人なんていない。
迷惑をかけない教撲滅委員会とか本当にその通りだなと思います。
迷惑をかけたら、その分何か別の事をお返しすればいい。
ヘラヘラ笑って自分が我慢しても何も解決出来る訳じゃない。




あっという間に読み終えたんですが、中身が濃くて、そして思い当たる節がいっぱいあって、主人公のように自分も変わりたいなと思わせてくれました。





それにしても泣きながらニヤニヤしているのは自分でもどうかと思います。







探偵日誌は未来を記す 西新宿瀬良探偵事務所の秘密

新刊で買ったのに積んでしまって読むタイミングを逃していた1冊です。
本の帯に探偵日誌には未来の出来事が記されていたというのと事件の鍵は全て遺されていたというのが心惹かれて手に取りました。
希多美咲さんの作品です。







最初から謎スタートで。
最初の事件から探偵日誌にキーワードが書いてあるという微妙にホラー感を感じました。
事件を解決していく過程はスッキリと読めるんですが。
探偵日誌が何故あるのか?
それは誰が書いていたのか?
という謎を含みつつ物語は進んでいきます。





主人公が最初は頼りない感じなのですが、事件を解決?していくごとにどんどん成長していきます。
ですが、安心出来ないというかそこはかとない不安が読んでいて感じました。




ラストまで一気に読みきってしまうほど結末は私的に面白かったです。




なんか続編が出そうな終わり方だったのでそこに期待して待っていることにします。








終末なにしてますか? もう一度だけ会えますか?#5

ついにきました。#5。
表紙のお姉さん達が5年経った事を感じさせます。
枯野瑛さんの作品です。






その日2番浮遊島は完全に沈黙した。
と本の帯にあるように開幕で怒涛の展開です。
展開が速すぎてついていけずに読み終わりました。




5年間の空白に何があったかの謎と妖精達の謎が解き明かされつつあります。
そしてついにあの人が会話を。
その上あの人が魔の手に?かかるとか。




想像以上の展開でした。
その上これが中巻とか…。
次の展開が読めなさすぎて、早く続編が読みたいです。




ブログ書き終わって表紙を見たらお姉さん達が泣いていないことに気付きました。
なんとなく決意の表情に見えたのは私だけでしょうか?と付け加えて書いておきます。






丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。

お仕事モノが大好きです。
違う職種を垣間見て自分も仕事頑張ろうと思えるからです。
職場にドS系イケメンがいたらもっと頑張ろうと思いますね!
竹村優希さんの作品です。






主人公は天然だし、上司はドS系イケメンだし、その上司の友達は正統派イケメンだし。
読んでいて主人公が体験していることは怖いんですが、主人公の優しさが心に染みました。
怖いけど、どんどん読み進められてあっという間にラストまで読みきってしまいました。
そして続きが気になる終わり方。
これは期待できるのではないでしょうか?
是非とも続編を期待して待っています。




現実には幽霊物件がいっぱいあったら大変なんでしょうが。
主人公の前向きな考え方は羨ましいです。



そしてドS系イケメン。
ギャップがとても良かったです。
キャラクターはものすごく濃いです。





こんな会社があって、こんな部署があったらある意味ブラック企業になるのかな?と思うのでした。






10月に買って良かったもの

10月は10月中に書けたぞ!と1人喜んでいます。
来月もこの調子で頑張って書きたいと思います…。





という事で10月に買って良かったもの。



3位はST プロフェッション 警視庁科学特捜班 です。

もう出ないのかなと思っていたSTシリーズだったので嬉しかったです。
STメンバーも相変わらずで安心しました。
次の巻も楽しみにしてます。







2位は 幻想古書店で珈琲を 招かれざる客人 です。

新しいキャラクターの濃さとまさかこんなに早く続編が読めるとは思ってなかったので嬉しかったです。

次はいつ発売されるのかドキドキしています。









1位は 幽落町おばけ駄菓子屋 異話 夢四夜 です。

幽落町の住人がまた読めるとは思ってなかったので本屋さんで見つけた時には喜びの声が出そうでした。
次は迷い家さんの話も読みたいです。








今月はいろいろなジャンルを読みすぎてどれにしようか迷いましたが、これ以外の本もとても面白いので興味のある方にはオススメしたいです。

シャーロック・ホームズの不均衡

昔はシャーロック・ホームズシリーズを読んでいましたが、このシリーズはどんな話なんだろう?と思って読みたくてウズウズしていた1冊です。
似鳥鶏さんの作品です。






ある児童施設にいる兄妹が学費支援といずれは養子縁組を…というところから物語は始まります。



そして過酷な運命が待っていたのですが。





元々トリック解けないのにこの作品はさらなる上を行っています。
無理です。解けません!




でも謎が解明されていく爽快感は半端ないです。



そしてアクションシーンもあるので何故かワクワクしました。


最後は少し切なかったです。




とりあえずミステリ好きな人にはオススメ出来る1冊でした!





おとなりの晴明さん ~陰陽師は左京区にいる~

あの晴明さんって響きはズルいです。
これはあの安倍晴明さんですよね?とそれはもう無意識に手に取っていました。
奈良町ひとり陰陽師を書いた作者さんだったのでさらに興味が。
仲町六絵さんの作品です。







沢山描かれている安倍晴明
この作品の晴明さんは毒舌でした。
そこが面白かったです。





主人公もお隣に引っ越したばかりに、とても面白そうな事情に巻き込まれて楽しそうです。
本人にとっては大変なんでしょうが。



1話1話が優しいお話で癒されました。
毒舌含めて。





ただこの作品、他のシリーズともリンクしているようなのでそのシリーズも読むべきなのだろうか?と悩んでおります。
他のシリーズ読んだらまた楽しそうだなと思いますが、まだしばらく悩んでおこうと思います。