幻想古書店で珈琲を
表紙の綺麗さとパワハラ上司がドラコンにさらわれるという本を書いた蒼月海里さんの作品なので思わず手に取りました。
タイトルももちろん惹かれましたよ。
タイトルと表紙がものすごくリンクしていてとても綺麗です。
タイトルと表紙だけでなく本の帯も内容も素敵でした。
本と人ときどき魔法で紡がれた心がホッとする物語という本の帯に偽りなしです。
あまり私自身、古書や海外のミステリー以外の作品には興味が湧かないのですが、この作品を読んでいるとそういう本にも手を出してみようかしら?と思えます。
特にオペラ座の怪人!
理由はこの本を読むとわかりますが。
まだ読んだことないんです。
なので、ものすごく興味が湧きました。
神保町ってどんなところなんだろう?とも思います。
古書店が並んでいるとか想像では補えない。
私の読みたい無くなってしまった文庫もあるのではないかとか妄想をかきたてられます。
あれ?何の本の話をしているんだろう?
そのくらいたくさんの本に思いを馳せられる作品です。
人それぞれの物語が読めるというのはどんなに凄いことなんだろう。
出来ればたくさんの物語がハッピーエンドで終わりますように。
そう願わずにはいられないのでした。