幽落町おばけ駄菓子屋 夏の夜空の夢花火
幽落町おばけ駄菓子屋シリーズ3作目。
どことなくレトロな空気感が大好きです。
蒼月海里さんの作品です。
今作では何をおいてもジローさんの過去の話がインパクト強すぎました。
今までなんだ?このツンツンジローが!と偏見を持っていてすみませんと謝りたくなるほどの破壊力でした。
そして夢と現実の狭間で揺れる女の子の話には何だか考えさせられるものがありました。
自分の夢と親の希望と。
どちらを選べばいいのか悩む姿に応援するお婆ちゃん。
ちょっと物悲しいものがありました。
ホラーなのにほっこりするのでホラー苦手な私でもどんどん読めるのが困ります。
さて次の巻を読みますかな。