yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中

ついに華舞鬼町シリーズの新刊です。

待ってました!と発売日当日に買ってきましたとも!

蒼月海里さんの作品です。

 

 

 

このシリーズはほのぼのしてるので好きですが、まさかのぞわーっとするとは!

今作はなんというか怖かったですね。

ネタバレになるのでこれ以上は書きたくない!

 

 

 

それでですね。

まさかのあの人のツンデレが見れたり、あの人の過去が垣間見れたりして、

ニヤニヤしましたね。

幽落町シリーズから読むとさらにニヤニヤできると思います。

 

 

そして書こうと思うところがどこもネタバレになるという恐ろしさ。

それも怖いですね。

 

 

 

なので、どのキャラが一番好きかを書こうと思いましたが、

ハナさんと狭間堂さんが私の中でせめぎあっています。

ハナさんは癒し系ですし、狭間堂さんは総元締め…ですしね。

二人とも大好きです。

 

 

このシリーズを読むと幽落町シリーズからまた読み直そうと思ってしまうのがまた楽しいです。

 

PORTER SMOKY ショルダーバッグ 使ってみた

検索してもあまり見つからないのでそれなら書いてしまえという事で書いちゃいます。

ショップの商品レビューで書いてあるから見つからないのかもしれませんが。

 

 

 

という事で使って1年近くなるこのSMOKY ショルダーバッグ。

SMOKYのショルダーバッグの中でも1番小さい物です。

財布、ハンカチ、ティッシュケースを入れてお出かけする私にはちょうどいいサイズです。

ティッシュケースには手鏡、リップ、ハンドクリームが入っています。

小さなノートとシャーペンが入ることもあります。

 

 

いい具合に色落ちもしてきてお気に入りです。

 

 

ですが、最近荷物が増えてきて若干容量が足りなくなってきました。

あまり荷物が多いとパンパンになってしまって見た目がよくない…。

なので荷物が多い人にはオススメできませんね。

カバンの中身が少ない人にオススメです。

 

 

奇奇奇譚編集部 幽霊取材は命がけ

ホラー作家、呪われる!の本の帯があれば読まなきゃいけないだろうというわけで

フェーン現象で暑い中読みましたとも!

木犀あこさんの作品です。

 

 

 

最初に書いておきますが、主人公の作家さんと一緒で怖いものは苦手です。

でもこの主人公の作家さんに親近感を抱いているので一緒に怖がりながら読んでいます。

さすがに視える力はないのでそこだけは親近感ないですが。

 

 

 

前作より半端なく怖かったです。

特に三話目は取材って命がけなんだ…。と何だか遠い目をしつつ、怖いもの見たさだけで乗り切れた気がします。

遠い目をしながら人間って何だろう?みたいなことを考えていたような気もします。

さすがホラー!と感心しつつ涙目だったのはなんでなんだぜ?

 

 

作家さんには親近感がわいていますが、編集者さんも好きなので、

次の巻では毒舌を思う存分吐いてほしいと思います。

ゆきうさぎのお品書き あじさい揚げと金平糖

いつも平和な「ゆきうさぎ」に降りかかる、突然の危機…!!という本の帯。

表紙の絵とはかけ離れていて前巻からドキドキしていました。

小湊悠貴さんの作品です。

 

 

 

ゆきうさぎの危機が本当にとてつもない危機で、思わず手に汗握る展開です。

表紙とタイトルを何度も見くらべてましたね。

 

 

そして主人公と店主にもその周りの人にも大きな展開が待っています。

読んでいて思わずおおう!と声に出したくらいでした。

結末は個人的にものすごく幸せに浸れました。

 

 

 

そして今回の料理の数々。

食べたことのない料理があってこれは食べてみたい!と思いました。

タイトルにもありますが、あじさい揚げ!

これは食べたことのないものなので心惹かれましたね。

表紙の絵が美味しそうだったのもありますが。

世界には自分の知らない料理がまだまだたくさんあるんだなと思いました。

 

 

 

この後の展開も気になるので早目に続編が出るといいなと願ってます。

ゆきうさぎのお品書き 祝い膳には天ぷらを

「美味しい」と笑う、あなたの笑顔が見たいから。という本の帯。

本の帯にはビーフシチュー。表紙には天ぷらのお膳というという美味しそうな二段構え。

ご飯が済んでいてもお腹が空いてくるという罠付きです。

小湊悠貴さんの作品です。

 

 

 

どの料理も美味しそうでしたが、お話も優しくて素敵でした。

どれが一番と言うと悩みますが、柚子釜の味噌グラタンが食べてみたいですね。

そのお話が一番好きだと言うのもありますが。

 

 

親子丼のお話も好きです。

子が親を思う心と親が子を思う心があったかいなぁと。

こんな風に人を思えるのが素晴らしいなと。

すごく優しい気持ちになれました。

 

 

そして最後には次巻への不穏な空気が漂ったまま終わります。

この終わり方は気が気じゃないです。

早く次の巻が読みたい!と思います。

 

 

記事を書いているのが夜中なのですが、読み直しつつ書いているのでお腹が空いてきます。

この空腹感をもたらす凄い作品だなと思いつつ、どうやって朝まで空腹を耐えるか悩みどころであります。

 

ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け

表紙の絵の鯛茶漬けがとても美味しそうに見えて鯛茶漬け食べられるお店を本気で探そうと思ったのは言うまでもありません。

小湊悠貴さんの作品です。

 

 

 

 

悩めるパティシエに、悩める主人公の友人。

そんな二人の背中を押す優しい料理。

どの料理も美味しそうでした。

これも夜に読むと大変な事になります。

非常におなかが空きます。

 

 

そしてゆきうさぎにも大きな変化がやってきます。

ついでに嵐もやってきます。

人を思う気持ちなのにお節介が過ぎてただの迷惑にならないようにしないといけないなと

改めて思いました。

 

 

主人公と店主を取り巻く環境にも大きな変化が訪れます。

終章読んだ時には思わず床を転がりそうになりました。

ニヤニヤが止まらなかったです。

 

 

 

どんどん変化していくゆきうさぎを楽しみたいと思います。

 

ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒

今作も表紙が美味しそうです。湯気が立ちのぼるおでんを食べるか迷うほどです。

本の帯にあるあなたの食欲をそそる一品、ここにありますが本当に偽りなしです。

小湊悠貴さんの作品です。

 

 

 

今作も心温まるお話で、思わずホロリと涙しました。

家族、親子、親友。

沢山の関わりがある世界ですれ違ったりすることもあると思います。

自分が許せなくなったり、相手が許せなくなったり。

そんな時に固まってしまった心を優しくほどいてしまう店主の料理の数々。

どれも美味しそうでした。

読んでてお腹が空きました。

 

 

どのお話も好きですが、一番心に響いたのは一話目ですね。

自分自身に重なる部分あったりしたので、己を省みるキッカケになりました。

 

 

ゆきうさぎの名前の由来だったり、店主の昔話だったり、ゆきうさぎの物語が垣間見れて、

さらに優しい気持ちになりました。

そして今作でも武蔵と虎次郎は大活躍ですよ。

それだけで幸せになれました。