yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

憂国のモリアーティ 4

表紙のワトソンがちょっとチャラい感じがするのが物凄く良かったです。
ワトソンのイメージって堅物っていうのが私のなかであったのでそれを崩壊させてくれました。
構成 竹内良輔さん、漫画 三好輝さんの作品です。






今作ではついにモランがメインで私嬉しい!という感じでした。
モランがどうして今のモランになったのかが描かれています。
あまりにも過酷すぎて壮絶でしたとしか言えないです。

モランが悪を悪だと覚悟してそれを貫こうとする姿が格好良すぎて悲しかったです。





そしてウィリアムとホームズがまた出会い、事件が起こるところで終わったわけですが、続きが気になって仕方ありません。




続きが読めるように楽しみに待ってます。





タヌキとキツネ 3

だるまさんがころんだをしているタヌキとキツネが表紙です。
その姿だけでも癒されます。
アタモトさんの作品です。






どのタヌキとキツネも可愛くて読んでいて顔がニヤニヤしてきます。
何をやっても可愛いタヌキ。
ちょっとあまのじゃくな所が可愛いキツネ。
クマやオオカミ、ウサギも可愛くて読んでいて動物って何をやっても癒されていいなと思います。


タヌキとキツネの関係も素敵なんですが、オオカミもなかなかにいいキャラクターです。




癒されたい人にはオススメな1冊です。







トイプー警察犬 メグレ

トイプードルだけではなく犬全般が好きです。
例え読む本が猫の物語が多かったとしても犬好きだと声を大にして言いたいです。
七尾与史さんの作品です。





この作品は他の作品の紹介の所で見つけました。
まず警察犬でトイプードルな所が気になったのとトイプードルは可愛いので読みたくなったのとで本屋さんへ走りました。




通りすがりに事件を解決に導くトイプードルとか可愛すぎて撫でまわしたくなりました。



話の本筋よりもメグレの愛くるしさしか読めなかったのは言うまでもありません。



話は少し切なかったですが、メグレの愛くるしさで全て上書きされるという恐ろしさ。
こんなに可愛くて賢い名探偵?がいたでしょうか?犬で!と言いたくなります。
犬ではいないはずだ!
いや、まだ読んでないだけかもしれないとかいろいろな葛藤が出てきましたが。






愛犬家の人もそうでない人もメグレの可愛らしさ、愛くるしさを感じてほしいです。
表紙のメグレの可愛らしさがズルいくらいでした。







スプラトゥーン2 フェスが来たよ~

という事でフェスやら日常やらで疲れ知恵熱を出して寝込みました。


から揚げにはレモンをかけるか?かけないか?フェス。




満喫すら出来ないまま終了しました(´・ω・`)
だいたい毎日やっていたのにフェスの前だけ何故かスプラトゥーン2をサボってたんですよね。



エイムはボロボロだわ、塗りは出来ないわでそれはもうチームに迷惑をかけまくりました。
ご一緒したチームの皆さんごめんなさい。




で、結果。
レモンをかけない派の勝利でした。
今回はあまり時間が取れなかったのとサボった反省をして、次回のフェスはもっと楽しめるようにしたいです。


レモンかける派の人もレモンかけない派の人もお疲れ様でした。

きみのために青く光る

カドフェスの時に読もうと思っていたのに先延ばしにしていました。カドフェス終わったら読むとかどうなの?と思いつつ読み始めたのでした。
似鳥鶏さんの作品です。






まず表紙が繊細です。
水彩画みたいで綺麗です。
表紙だけ見ていても満足できますが、読むとさらに表紙が違って見えます。




個人的には1話目と4話目が好きなんですが、タイトルに一番添っているのは2話目なんじゃないかな?と思いました。




どの話もそうですが、何故?どうして?と疑問を投げかけられたときに明確に答えられないと思うんです。
その中でも2話目は私とって相当ハードルが高い問題でした。





青く光る力は何のためにあるのか?
それぞれの主人公が出した答えがきっと正解なのかなぁ?と。



4話目で私的に救いがあったのが良かったです。






スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕暮れ色スープ

買った当時お腹が物凄く空いていてスープ屋というタイトルに惹かれたのを覚えています。どんなに美味しいスープが出てくるんだろうとワクワクしました。
実際読んでいてお腹が空くという悪循環にはまりましたが。
和泉桂さんの作品です。





舞台は鎌倉。
鎌倉は行ったことありませんが、読んでいて鎌倉の街を歩いてるかのような錯覚すら覚えました。
鎌倉の空気感を味わえた気がします。
いつか歩いてみたいなと思わせてくれます。




何故かって?
そりゃ勿論あやかしがいっぱいいるんじゃないかという期待と付喪神がいっぱいいるんじゃないかという期待からですね。




話は戻りまして。
兄弟二人でやっているスープ屋さん。
この兄弟がなかなかいいコンビです。
そしてマスコットのコマちゃん。
めちゃくちゃ可愛いです。
その二人と一匹?が鎌倉の街にいるあやかしを助けるわけですが。
そのお店に出てくるスープはどれも美味しそうで話の終わりにはレシピもついていたので作ってみようかと思います。




付喪神とか出てくる本を読むたびに物は大事にしないとなと改めて思わせてくれます。
大事に使えば使うほど、愛情も愛着も湧きますしね。


なので今後も物は大切にしようの精神で頑張ろうと思います。








あやかし寝具店 あなたの夢解き致します

眠るのは大好きです。
だんだん布団から出たくない季節になってきましたが、もれなく私も布団から出るのは嫌いです。
眠りと夢にまつわるお話です。
空 高志さんの作品です。





本の帯に眠るだけの簡単なお仕事!?と書いてあって、もし出来るなら私もやりたい!と思ったのは言うまでもありません。
美人だけどドジっ子の女子大生が主人公なのですが、ドジっ子のイメージが強すぎて読んでいて美人だとは全く気がつきませんでした。



店主は店主で胡散臭いんですが、夢に関することだと理路整然と説明してくれるので夢に関して詳しくなれた気がします。




夢に入って相手を救っていくのですが、その過程でもいろいろと勉強になります。



何が一番良かったかと言うとその寝具店の枕はものすごく良さそうだということです。
私もいい夢を見たいなぁ。




眠れないときにまた読むことにします!