ウソツキチョコレート
最近泣いてないなと思い、本屋さんで見つけたこの一冊。
甘く、切なく、温かく…ひたすら泣けますの本の帯。
途中から号泣しながら読み終えました。
麻沢奏さんの作品です。
何事にも後ろ向きな主人公が心休まる場所で出会ったその人は魔法のチョコレートを差し出してくれた所から物語は始まります。
何故彼女は後ろ向きな性格になってしまったのか?
読み進めると明らかになってくるんですが、途中私も体験がある出来事が入ってきまして感情移入しまくって逆に辛かったし、フラッシュバックして読めないかと思うほどでした。
でも彼女の頑張りに私も負けていられないと思い、そして何より先の展開が気になりすぎて読みましたよ。
読んでるうちに彼女もチョコレートをくれた彼も精一杯頑張っていて、精一杯相手を想っているのにさらに号泣。
泣き疲れるほど泣いた後に結末でまた号泣。
アフターストーリーで〆の号泣。
なんぼほど泣くんだよ、私と思うほど泣きました。
ひたすら泣けますの意味がよくわかりましたね。
こんな恋愛ならしてみたいと思わせてくれる一冊でした。
誰かをひたすらに想い、誰かを幸せにしたいと思う事は素敵だなと思いました。