yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

憧れの作家は人間ではありませんでした2

こんなに早く続編が出るとは思わなかったですよ!
担当作家が吸血鬼!というこの作品は読んでいていろいろ考えさせられます。
澤村御影さんの作品です。






今作では泣いたり、理不尽さに怒ったり、たくさんの感情を引き出してくれました。


一章ではもう泣くしかないじゃないか!というくらい心が揺さぶられました。
嘘は良くないけど、相手を想っての優しい嘘ってあると思うんです。
その優しい嘘で号泣。
それを受け取った相手の強さにまた号泣。
とりあえず泣くしか選択肢がありませんでした。



二章では人と人以外の存在の恋物語
なんて言うか自分以外の他人を理解するのって難しくてさらに尊重出来る関係ってもっと難しいですよね。
その事を突き付けられた気がしました。
果たして私がその立場になったらどう行動するんだろうか?私は相手を思いやれるのだろうか?と自問自答しました。




三章はややホラーです。
これはもう読んで体感して欲しい!
私も私なんかという口癖がありますが、その口癖止めようと思いました。






そしてextra
もう床を転がらなくてはならないほど可愛い。
ルーナちゃんの行動の謎がいろいろ解けて可愛くて仕方ありません。
この作品のヒロインはルーナちゃんだねと勝手に認定してみてます。





想像以上に面白かったです。
続編をまた早目にお願いします。
そしてルーナちゃんの出番を増やすかルーナちゃんの物語も読みたいです!