yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

憧れの作家は人間じゃありませんでした

本屋さんへちょくちょく行ってて平台に置かれているあなたはどちらがお好み?というポップを見てそりゃ両方読まなきゃでしょ!となり読み始めたのでした。
澤村御影さんの作品です。






人間と呼ばれている生物しかいないと思っているこの社会にもしも他の生物がいたら、と書いていて思ったんですが、それってなんかワクワクしませんか?


自分とは違う個体。

と考えると自分以外の他人は異なる個体なわけで。


そこまで考えて訳がわからなくなりましたが。



この作品はたくさんの映画のタイトルが出てきます。
観たことのない作品ばかりでとても興味をそそられます。



出てくるキャラクターも個性溢れているので読んでいて楽しくなります。
ニヤニヤします。
主人公の作家への憧れの深さが例え人間じゃなくても変わらない所も良かったです。


是非主人公には作家の長編作品を書かせて世に出して欲しいと思います。