吉祥寺よろず怪事請負処 さまよいの街
現代の陰陽師は、お盆の時期も大忙し。と本の帯。
この記事を書いているのは実はお盆真っ只中です。
どうせならお盆に記事あげれば良かったかなぁと今でも悩んでいます。
結城光流さんの作品です。
この本を読むがためにお盆前にせっせと前巻まで読んでましたね。
そのくらい楽しみでした。
そしてお盆前に発売されたわけです。
お盆こわいよぅ!と思わせてくれるには十分でしたね。
ですが、どちらかと言うとお盆にまつわる感動の涙で号泣していた不思議。
人が人を想う気持ちの大切さが描かれていて、それはもう号泣するしかないでしょう。
最終話に至ってはもう泣くしかなかったですね。
主人公の優しさがすごく心あたたまるものでした。
表紙の絵の主人公が消えてしまうんじゃないかと思うくらい儚げで切なそうなところも心掴まれましたね。
最後に不穏な空気が出ていたような気もしましたが、気のせいでしょう。
気のせいだと思いたい!