吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭
不思議な事件のご相談は、吉祥寺の庭師兼陰陽師まで。
この本の帯は私の読書の心を大きく揺さぶったわけですが。
怖さ倍増の文字に積むことを選んでしまった一冊です。
結城光流さんの作品です。
まず井戸の時点で嫌な予感はしていたのですが。
一話目の話があまりにも涙腺を崩壊させるお話で油断しまくりでした。
ちなみにまず動物が出てくる時点で怖さ半減、そして話で大号泣。
大号泣した後の井戸の破壊力の半端なさ。
違った意味で泣きそうでした。
ちなみに読んでいたのが夜中だったので怖さ倍増でしたね。
そして四話目で背筋がゾクゾクしました。
怖い通り越してもうゾクゾクでしたね。
半泣きになりながら結末が知りたいが為によみましたとも!
で、最終話で癒されました。
主人公と陰陽師さんのやりとりが微笑ましくて半泣きの恐怖だったのを忘れる程でした。
陰陽師さんの弟もなかなかいいキャラである意味怖いです。