勇者のセガレ 3
勇者のセガレとしての冒険が始まるとの通り、ついに主人公の冒険が始まろうとしている今作。
本の帯に普通の日本人に異世界の説明をするのは難しいとの文字。
それは難しいよねぇと本を手に取りながら考えてしまいました。
和ヶ原聡司さんの作品です。
主人公のお父さんじゃなくても誰しも思いますよね。
異世界からの襲撃のせいで家族がなくなる前にマイホームがなくなりそうなら、そりゃ異世界へ行こうと考えるのも無理ないと思うんです。
いや、ローンとか残ってたら家がなくなったからローンも無くなるわけじゃないし…。
異世界で勇者やるのも大変なんだなぁと。
そして主人公の異世界での冒険が?
冒険が?冒険…?
ある意味冒険でしょうね。
まず第一歩が異世界の説明というのがなんとも彼ららしいといいますか。
異世界の説明を読みながら遠い目になってしまったのはいうまでもありません。
こんな説明されたら果たして自分は理解できるのだろうかまで考えましたとも。
きっと理解できませんね…。
ですが、あまりにも面白くてすぐ読み終わってしまったので是非とも早目に続編を期待して待っていたいと思います。