異世界居酒屋「のぶ」四杯目
読みながらお腹を空かせる本はこのシリーズが初めてです。
その後グルメ作品を読み始めるキッカケになったのはいうまでもありません。
表紙の絵が爽やかな古都の風景でとても癒されました。
蝉川夏哉さんの作品です。
異世界にも醤油がある?海を越えてやって来た不思議な出会いとの本の帯。
異世界に醤油があるわけないでしょーと思いながら読み進めました。
どうなったかは読んでみてください。
異世界といっても食文化が違うだけで名前の違う食材が出てきたり、料理が出てきたりと
それだけでも楽しめます。
そしてまさかのあの人が再登場。
私は結構その人を気に入ってるのですが、まさかの再登場で思わず吹きました。
今回も思った通り、いえ、それ以上の弾けっぷり。
思い込みって恐ろしいって思わせてくれる活躍です。
その人の元気?な姿を読めただけで満足でした。
そして新たに生まれる命ありと盛りだくさんな内容に涙が止まらない時もあり
本当に素敵な一冊でした。