お点前頂戴いたします 泡沫亭あやかし茶の湯
お茶席は大好きです。
なのでこの本を見つけた瞬間に読むしかない!という心の声が。
その心の声に従って読むことにしました。
神田夏生さんの作品です。
とある高校茶道部の部室である泡沫亭。
そこにはたびたびあやかしが訪れます。
そんな茶道部に極端なビビり体質の主人公が入部するところから物語は始まります。
その主人公がビビりすぎるので私まで読み進めるとビビってしまうという状態に。
そんな主人公ですが、あやかしと交流しながら少しずつ成長していきます。
読んでいて微笑ましくなりました。
一期一会を大事にしなくてはいけないんだなと思わせてくれる1冊です。
そして先輩がいいキャラ過ぎて読んでいてビビりながらも楽しく読めました。
お茶席に興味ある人には是非お薦めしたいです。
ちなみに私ですが、お茶は点てられません。