yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕暮れ色スープ

買った当時お腹が物凄く空いていてスープ屋というタイトルに惹かれたのを覚えています。どんなに美味しいスープが出てくるんだろうとワクワクしました。
実際読んでいてお腹が空くという悪循環にはまりましたが。
和泉桂さんの作品です。





舞台は鎌倉。
鎌倉は行ったことありませんが、読んでいて鎌倉の街を歩いてるかのような錯覚すら覚えました。
鎌倉の空気感を味わえた気がします。
いつか歩いてみたいなと思わせてくれます。




何故かって?
そりゃ勿論あやかしがいっぱいいるんじゃないかという期待と付喪神がいっぱいいるんじゃないかという期待からですね。




話は戻りまして。
兄弟二人でやっているスープ屋さん。
この兄弟がなかなかいいコンビです。
そしてマスコットのコマちゃん。
めちゃくちゃ可愛いです。
その二人と一匹?が鎌倉の街にいるあやかしを助けるわけですが。
そのお店に出てくるスープはどれも美味しそうで話の終わりにはレシピもついていたので作ってみようかと思います。




付喪神とか出てくる本を読むたびに物は大事にしないとなと改めて思わせてくれます。
大事に使えば使うほど、愛情も愛着も湧きますしね。


なので今後も物は大切にしようの精神で頑張ろうと思います。