yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

臨界シンドローム 不条心理カウンセラー雪丸十問診療奇談

不条心理というのがよく分からなかったんですが、本の帯の脳という牢獄に囚われた無知な魂なんだよという言葉が読書欲を駆り立てまして読んでみました。
堀井拓馬さんの作品です。





まったく新しいホラーミステリという事でビクビクしながら読んでたんですが。
ものすごかったです。
予想の遥か上をいってました。



症例毎に変わってくるのですが、ちゃんと背筋が寒くなるような描写だったり、思わず唸る謎解きだったりがあって読みごたえがありました。




が、私がアホだからか未だに謎があるのでもう1度読み直したいと思います。
だって全ての謎はやはり解明したいのが人の性でしょう?