京都伏見のあやかし甘味帖 おねだり狐との町屋暮らし
仕事&結婚を失った挫折系女子と怪しい狐のやけっぱち生活という本の帯。
決して体調を崩してやけっぱちに惹かれたわけではありませんよ。
表紙の町屋の絵の柔らかさに惹かれたんですよ!
柏てんさんの作品です。
怪しいあやかしの狐の愛らしさ。
例え主人公に何を言われても慕う姿の可愛らしさがたまらなかったです。
主人公も決して邪険に扱ってるわけではなく、どう接していいのかわからないところもまた接していくうちに変わっていく姿も良かったです。
そして町屋の持ち主、甘味大好きな大学生。
彼の印象が甘味大好きな所しか残らなくてなんか残念です。
でも選ぶ甘味は美味しそうでした。
京都の町屋を見に行ってみたいなぁ。
伏見稲荷を散策したいなぁと思わせてくれる作品でした。
もちろん甘味処も制覇したいです。