yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

花屋の倅と寺息子 高爪統吾と心霊スポット

ビビりな花屋の息子、高爪統吾とドSな寺の息子、柄沢悟は霊が視えるという共通点を持つ友人同士。
その二人が友情の危機!
そんな第二弾。
葛来奈都さんの作品です。





統吾みたいな優しさも悟みたいな強さも持ち合わせていませんが。
ビビりは持ち合わせています。



心霊スポットなんて無理です。
恐くて行けません。
視えるわけじゃなくて純粋なビビりだからです。


だから悟の言った肝試しなんかして霊を怒らせた奴をお前は助けるのかと統吾に言った言葉は納得できます。


統吾の返した答えも納得できます。



でもどちらかというと悟の言葉の方が説得力ありましたね。
いくら身体はなくなっていても魂がまだ残っていてそれで勝手な事をされるのは誰だって嫌だろうと。


そりゃ怒るよね!


そりゃ恐いよね!


という表題の話。



統吾と悟の周囲の人々がたくさんでてきます。




彼ら二人と友達になったら自分は理解出来るのだろうか?

誰もが視ている世界が違うのに理解出来るのか?と考えさせられました。


出来るなら、他人の事を理解できる人間でありたいと思います。