yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

フラワード 弔い専花、お届けします。

あなたが死んだら、誰が笑ってくれますか?の帯が目に飛び込んできて読もうと思った一冊です。
どんな話なのか気になって気になって。
百舌涼一さんの作品です。





主人公は母親と二人暮らしで無口な少年。
その母親が亡くなってしまい…というところから物語は始まります。





どんな人にも等しく訪れる死というものですが、見送る側からすれば大変なことが沢山あります。
その時どんな形で送ってあげるのがいいのかと考えさせられました。



沢山の見送る場面に立ち会い、主人公は成長していきます。



そして結末には!




この本を読んでいろいろ考えさせられましたが、上手く言葉に纏められないのが歯痒い。



沢山の知らない花や花言葉など出て来てちょっと花に詳しくなれた気分です。




切ないけど考えさせられる物語。
お盆も来ますし、読んでほしい一冊です。