夜と会う。 放課後の僕と廃墟の死神
悩める夜は死神に会いましょうとの帯。
そして表紙の何とも言えない物悲しさ。
危うく通りすぎるところでした。
蒼月海里さんの作品です。
まだ海底、地底シリーズは読んでないけど、夜の世界に突入です。
世界はなんて窮屈なんだ。
悩める人の夜の世界。
読んでいて、あれ?悩める私にはなぜこの世界が来ないのか?と思うくらい引き込まれました。
引き込まれた結果、2日間読み返していました。
切ないけど、優しい気持ちになれる蒼月海里さんの作品はやはり好きです。
そして巻末のこぼれ話が本編とはうってかわって面白くて笑いました。
私はまず何に悩んでいるかを探すことからスタートしたいと思います。