東京バルがゆく 会社をやめて相棒と店やってます
最近シリーズ物とわからなくて思わず手に取る事が多いです。
あわてて探し回って手に入れましたよ。
似鳥航一さんの作品です。
バルとはスペイン風のカフェ兼居酒屋のようなものらしいです。
行ったことはないので想像しか出来ませんが。
そのバルが移動式というのが舞台です。
大手メーカーの正社員の座を捨てて移動式バルを開く事にした主人公。
そこで出会う客に料理と酒を振る舞います。おせっかいをちょっぴり添えて。
その料理が読んでるだけで美味しそうでスペイン料理を探しに行こうと思わせてくれます。
そしておせっかいというのが心に響きました。
夢を追うって本当に難しい事だと思います。
夢と現実の狭間で揺れたり。それは学生だろうが社会人だろうが何者でも関係なくあると思います。
どんな夢でもその人にとっては大切な夢で。
それを叶えるためにちょっとしたおせっかいというのがとても素敵な事に思えました。
最後に主人公の夢が出て来て畏れ戦いたのは秘密です。
東京の移動式の屋台事情も垣間見れて楽しかったです。