幽落町おばけ駄菓子屋 晴天に舞う鯉のぼり
久しぶりに読む幽落町シリーズ。
帰って来たぞ!という感じがします。
表紙のイケメン二人?がとても柔らかくていい感じです。
蒼月海里さんの作品です。
今回は主人公、ハーレーでさらわれたりしていますが、久しぶりに出てきたあの人と心を通わせてきてるのではないかと思いました。
この本を読んでいると羊羹や甘いものが食べたくなります。
お菓子がとても美味しそうに感じるのです。
特に羊羹。
私は切り分けて食べる派です。
どの話も切なくて優しい物語でしたが、第3話と余話が好きですね。
どの話もものすごく良かったんだけど、第3話がなんだか自分も明日に向かって頑張ろうとか前向きな気持ちになりました。
余話は完全な自分的好みなイケメン二人がメインの話なので。
この巻の中のタイトルがさらに優しい気持ちにさせてくれるんですよね。
ふわっとした気持ちになれます。
最近優しさに欠けている行動をしていたことを反省し、ちょっと人に優しくしようと思わせてくれる物語でした。