窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを
前回の記事のポップの片割れです。
どちらも気になるあのポップは罪作りです。
こちらは表紙が可愛らしい感じで素敵です。
斎藤千輪さんの作品です。
占いと人情ミステリってどんな感じなんだろうとワクワクしながら読みました。
結果、涙なくして読めない。
危うく外で号泣しそうになりました。
どの話も良かったですが。
タロットカードと絡めているところが良かったです。
タロットカードに興味を持っていた頃を思い出しました。
私は主人公のように人を占うくらいにはなれませんでしたが。
主人公がとても優しい人だなと。
どんなに辛くても占った相手に前向きな言葉をかけるってなかなか出来ない事だと思うんですよね。
簡単に前向きな言葉をかけるんじゃなくて前向きになれば環境も変えられることが出来る。
他人にとってはお節介なのかもしれないけど、その優しさが羨ましく感じました。
私的にはⅡの話が好きです。
私には泣かないという選択肢がないほど泣きました。
家で読んでたら号泣してましたね。
ほろりと泣けるという本の帯を信じたんですけどね。
ほろりじゃないし!
号泣するのを堪えるのに必死でした。
あのポップはどちらがお好みみたいに書いてありましたが、どちらもお好みですよ!