幻想古書店で珈琲を 心の小部屋の鍵
幻想古書店シリーズの4作目。
今作も表紙が綺麗ですよ。
心の小部屋の鍵というサブタイトルに偽りなしです。
蒼月海里さんの作品です。
今作はチョコレートと珈琲片手に読むと楽しさ2倍かと思います。
誰しも自分の心に閉まっておきたい部分や想いがありますよね。
それを優しく解きほぐしてくれます。
個人的には1話目が心に刺さりました。
自分の心に潜む醜い部分を認めるのは辛い事だと思うんです。
でもその醜い部分が他人に向いてしまう前にガス抜きしてあげる事も必要なんだなと。
そしていつでも我が身を振り返る事も必要だと。
主人公達はどうなっていってしまうのか?
是非ともハッピーエンドを迎えてほしいんですが…。
次巻でもたくさんの物語に思いを馳せたいのでまだまだ続いて欲しい。
次巻でどんな物語が出てくるのか想像しながら楽しみに待ちたいと思います。