幻想古書店で珈琲を 蒼薔薇の庭園へ
前作を読んで次の話も読まねば!という使命感に駆られて読みました。
前作同様表紙が綺麗なんですよ。
今作は庭園でお茶を楽しんでいる姿が描かれています。
蒼い薔薇も登場人物も本当に綺麗なんですよ。
蒼月海里さんの作品です。
前作と今作を読んで気付いたのが、出てくる本の話とリンクしているということ。
今更かよと思われるかもしれませんが、発見した時の嬉しさは表現できません。
本の中に出てくるんですが、訳する人によって表現も変わってくるのが面白いというのが私に海外作品を読ませようとしてるような錯覚に捕らえられます。
とりあえずこの作品に出てくる作品は読んでみたい。
そしてその世界を味わってみたいです。
前作が木と本と珈琲の匂いがするとしたら、今作は薔薇と紅茶と蜂蜜とチーズの匂いがします。
何故かは読んでみるとわかりますよ。