yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

タカコさん 2巻

ワカコ酒の後はコレと決めてたタカコさん。ワカコ酒の作者新久千映さんの作品です。
前作も読んで心が癒されてこれはイイなと思っていました。


ここからネタバレありで。










孤独も、優しさも、気遣いも。
すべては生活音(おと)の中に。

という本の帯のとおり、フワッとした優しさや心遣いに癒されます。

人間生きていればどうしても出してしまう音。その音に嫌気がすることもしょっちゅうあります。

主人公のタカコさんは人より少し耳のいい女の子。タカコさんが聞いているのは、優しすぎるこの世界。

たくさんの音に囲まれても見方を変えれば嫌な音ではなく優しい音に聞こえるのかなと思わせてくれる一冊です。


少し自分の在り方を見直してみようと思いました。