yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

11月に買って良かったもの

今月も間に合ったぞと思ったら明日でもう12月?状態です。
番外編もありますが買って良かったものシリーズです。







という事で第3位は、悩んだんですが、
死にかけ探偵と殺せない殺し屋です。
死にかけてる探偵というのも斬新でしたし、殺し屋とバディを組むと言うのもなかなかないんじゃないかなと。
探偵の人柄と殺し屋の人柄も面白かったです。









第2位は、やはり
エプロン男子2nd 今晩、出張シェフがうかがいます です。
今作でも心が癒されましたし、何より料理の数々が美味しそうでした。
心は満たされましたが食欲が満たされない状態になりました。








そして第1位は、
おかえりシェア です。
勘違いから始まったただいまとおかえりのやり取り。
人が人を思いやる行動の素晴らしさが表現された1冊だと思います。
人に優しくしようと思わせてくれた作品でした。
















そして番外編。
突然ピアスが欲しくなって枝豆にしか見えないピアスを買いました。
他にはないデザインなのでお気に入りです。


では、12月も体調に気をつけて乗り切りたいと思いまーす!

死にかけ探偵と殺せない殺し屋

本の帯にあるとおり神経質な殺し屋と幽霊になった死にかけ探偵のバディものです。
名探偵が殺し屋で遊ぶライトミステリとか面白そうじゃないですか?
真坂マサルさんの作品です。





殺し屋が神経質っていうのも面白いんですが、死にかけ探偵が人々に嫌われすぎていてそれにも笑いました。
探偵としては名探偵なはずなのに人間性が酷すぎるとか探偵としてはどうなのよ?と思えるなかなかいない逸材です。




その二人?が殺しに対して真っ向からぶつかり合って殺し屋は少しずつ変わっていくんですが…。





推理部分も面白いし、アクション部分も臨場感があって面白い。
そしてなにより二人のやり取りが面白かったです。
なぜ幽霊が自転車につけられた凧のようになって飛びながら移動するのか!とか幽霊ものとしては着眼点が違うなと思いました。
幽霊が凧のようになって飛びながら移動するなら例え見たとしても怖くないなと。




最後は珍しく探偵の格好よさが見れてホッと?しました。
ぶつかり合ってお互いが認めあえるのはいいなぁと思いました。
片方は幽霊だけど。







警視庁監察室 ネメシスの微笑

表紙が後ろ姿でロングヘアーの女性とかなんだかドキドキしてこれを読まずに何を読む!状態になったわけです。
中谷航太郎さんの作品です。






タイトルにも惹かれていたので楽しみに読んだわけですが、面白すぎて一気に読み終わりました。
本の帯に新たな物語がここから始まるとあったのですが、本当にこんなに大きな事件が序章なの?と思うくらいです。




スピード感がありすぎてあっという間に読みきってしまいましたが、心に刺さるものはあります。
主人公達がいかに苦しんだのかを思うと怒りすら覚えます。



という事でどこを書いてもネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、警察小説好きな人にはオススメです。








璃子のパワーストーン事件目録 ラピスラズリは謎色に

天然石は見てるのも楽しいし、アクセサリーでも素敵ですよね。
そんな訳でラピスラズリが好きな私としては読まない訳にはいかなかったのです。
篠原昌裕さんの作品です。






夏休みの失恋を引きずる主人公が直面する日常の謎を鉱物学者の主人公の兄が解決するという物語。




日常の謎というだけあって本当にちょっとした謎を鮮やかに解決してしまいます。
ミステリなのに主人公の恋愛が絡んで何だか切なくなります。





結末はもっと切なくて泣きそうになりました。
想像の中の世界がラピスラズリの色に見えました。




どこを書いてもネタバレになりそうなので書きませんが、出てくる天然石が素敵で欲しくなりました。