yuzukichikun’s diary

雑記や本の感想や思いつくまま徒然に

幼女戦記 コミックス版

テレビアニメ化されている幼女戦記コミックス版です。
3巻まで一気に読んじゃったので3巻分書きますね。
小説版は手元にありますが、まだ読んでいないので読んだら感想をあげます。





物語のはじまりは幼女が何故戦争に参加してるのか自問しているところから始まります。


日本でサラリーマンだったはずがとあることで命を落とします。
神への信仰がないということでならば逆転した生を受けよと。


そして魔法や銃弾や兵器の飛び交う戦場に転生?してしまうのです。



それにしても主人公、サラリーマン時代の記憶が残っているからか、チャンスを最大限に活用し、安全な後方でエリートコースを望むのですが、毎回そのチャンスが来ると梯子を外されて見事に前線へ送られてしまうのが笑えました。


小説版はどの様にその姿が描かれているのかが楽しみです。







バリ3探偵 圏内ちゃん 忌女板小町殺人事件

圏内ちゃん2作目です。
七尾与史さんの作品です。
あのドS刑事マヤに匹敵するほどの濃いキャラが出てきますよ~。


今回も掲示板の祭り案件よりスタートします。
その祭られた人を検索するとその人が死んだというニュースに引っかかる。

そして謎の連続殺人事件と発展していくのです。



今回は警視庁の滝口さんとコンビを組まない汐見坂さんは恋愛においては超肉食系女子の小鞠さんとコンビを組みます。
このコンビの掛け合いも面白いです。


事件については置いておくとして。

かなりネタバレになるのですが、作品の中で印象に残ったものがあります。
なのでここから先はネタバレイヤという方は戻るボタンを押してくださいね。












この話の中で出てきた親切をリレーするというカノンリレー。
読んでて小学生ってなんて素晴らしい発想をするんだろうと思いました。

親切をつないでいく。誰かが誰かに親切をする。親切にされた人にお返しするのではなく他の人に親切をする。さらにその人がまた他の人に親切にする。そうやって善意が広がっていけば世界は良くなると思う。
それが回り回って自分に親切が返ってきたら素晴らしいと言った小学生に脱帽です。

とても優しい気持ちになりました。
理想論ではあるかもしれないけどそれでもそんな素敵な考え方があるのかと。


誰かに親切にしてその人が嬉しくなってくれたらいいなということを胸に秘め少しだけ行動してみようかなと思います。




バリ3探偵 圏内ちゃん

タイトルが凄くないですか?
圏内じゃないとどうなるんだ?と思って読んでみました。
ドS刑事の作者、七尾与史さんの作品です。




プロローグから燃え上がっています。
ネットで炎上からスタートしてますから。
大学生がどんどん特定されていく様子が怖かったです。
ハンドルネーム圏内ちゃんはオンライン掲示板ではカリスマ的存在でその大学生特定にも一役かっています。


そんな圏内ちゃんがある日連続女性殺人事件に巻き込まれて…という話です。



圏内ちゃんはものすごい情報収集力と推理力を持っていてそれを遺憾無く発揮していきます。

ただ生身の人間と会話するのが苦手。でもネットがなくて誰とも繋がれなくなる孤独はもっと苦しい。電波がバリ3表示の場所でだけ生きていけるというギャップがすごい。

今は電波バリ3という表現はしないのでしょうが、なんとなく携帯の電波が弱いとなんか不安になりますね。


圏内ちゃんになんとなく共感が湧くゆずきちでした。

事件の解決には圏内ちゃんにはなかなかに大変な事になっているのも印象的でした。




探偵・日暮旅人の贈り物

探偵・日暮旅人シリーズ4作目です。
ついに謎が解き明かされます。
解き明かされすぎて放心状態になりました。
展開が凄すぎます。



あちこちの伏線を読み取るということなのでしょうが、伏線を読み解けずひたすら読むことだけに没頭してしまい、謎が解き明かされた時にアレがここに繋がるのかと驚きでいっぱいでした。


そんなわけで全4編綴られていますが、どの話も印象深いです。

日暮旅人は何を望んでいたのか。
過去の謎がどんどん解き明かされていくたびに旅人の望んでいたことが切なく哀しく感じます。



そしてテイちゃんと母親の物語。
なぜテイちゃんはユキジに預けられたのかという謎も解けます。

テイちゃんはおませさんだけど本当にしっかりしたいい子なんだなと改めて実感しました。


この作品での私的MVPは陽子先生と増子刑事だと思います。


あっと言う間に読み終わりました。
そのくらい内容は濃いものだったと思います。


セカンドシーズンはどんなことが待ち受けてるのか期待しつつ読みたいと思います。




探偵・日暮旅人の忘れ物

視覚探偵・日暮旅人は結局見ていないゆずきちです。気が付くとドラマの時間終わってるという恐ろしさ(´・ω・`)
このままいくと最終回のみ見ることになるか、レンタルして見るかになりそうです。



探偵・日暮旅人シリーズの3作目です。


旅人とユキジの出会いが描かれた話や旅人の秘められた過去に迫る話など5編綴られています。

そのなかでも私的にお気に入りなのが隣の静寂と森の調べです。






隣の静寂はあるミュージシャンを旅人が捜してほしいという話。

そのミュージシャンはストリートミュージシャンからプロデビューしたものの初心を忘れてしまいファンは離れていってしまった。大切な人も。


そして旅人が誰から依頼されてミュージシャンを捜していたのか。


初心ってなんとなく忘れがちですよね。
私は忘れがちなので自分自身を見直すきっかけになりました。

また明日も頑張るぞという気持ちにさせられる話でした。




森の調べは昔ジャズバンドを組んでいた喫茶店のマスターの話です。


マスターの思い出と共に現在も交えつつ話は進んでいきます。

思い出って綺麗なものだと思うんです。
でもマスターの思い出は本当に綺麗で少し羨ましくなりました。


この作品はアクションあり、涙ありでオススメですよ~





バッグの数とnewバッグ

今日は本の話ではないです。
newバッグを手に入れて浮かれているので戒めのために書いておきます。

衝動買い気を付けて!


これを持っていたのについPENDLETONのバッグを買ってしまいました。
PENDLETONのバッグは好きです。



しかし私はPORTERも好きなのです。


これとか。


これとか。


これとか。


これとか持ってます。

全部で6つ。
1つは通勤用です。
PENDLETONのショルダーバッグは秋冬物として。
あとはお出かけ用です。

そんなにお出かけするところもあるわけではないけれど。
財布に合わせてバッグ変えたいというのはあります。
あとはその日の気分と持ち物と買い物の内容次第。

これ以上はどれかが傷んだりしない限り買わないつもりです。

買わない…つもり…のはず…

探偵・日暮旅人の失し物

探偵・日暮旅人シリーズの2作目です。
山口幸三郎さんの作品です。

たとえ目に見えていても『愛』には決して触れられない。

この一言は重かったですね。

親子の愛。形は違えども沢山の愛の形があるわけで何が正しくて、何が間違っているのか。
難しいなと思いました。



そして事件の匂いがしてきます。

旅人がどうして聴覚、嗅覚、味覚、痛覚、触覚を失うこととなったのか。

その話も出てきます。

あまりにも残酷であまりにも悲しい。


そしてテイちゃんの両親はどこにいるのか?

謎は深まるばかりです。